手頃で手軽なところで、自身の好みを感じながら試せる栽培キットは、次の5つです。
「何か、栽培を始めてみたいけど..」と悩まれている初心者の方がいると思います。私もそうでした。どこから、何に手をつけていけば良いのか、よくわからない。
「栽培って..」色々とあるように感じられますが、意外と喉元を過ぎてしまうと..「悩ましい」と感じてしまうのは、最初だけ。
どちらかというと、楽しい方のイメージを想像するところから「よし、やってみよう!」。で、通過してしまうと楽しいに進化しちゃいます。
このページでは、少し、不安や緊張感はあるけれど、初心者さんにとって、ドキドキやワクワクを感じつつ手軽な栽培をはじめられるプランター栽培について紹介したいと思います。
簡単に試せるプランター栽培キット5選
1.クローバー+土栽培キット
初心者さんにもっともオススメしたい試せる栽培キットは、植物と土の構成です。
その中でも、クローバー。三つ葉に、四つ葉が観れる!そして、観れたら「なんか嬉しい気持ちになれそう」です。
なので、運気もあがる。(って、買ってるやん。っと、ツッコまれるわけですが、気持ちがあがることが大切。夢中で、四つ葉のクローバーを探していたりしませんでしたか?)

また、大きさや価格など、失敗しても大丈夫っと感じられる値段なので、とてもお手軽に、四つ葉探しの楽しみも秘められていて持続性も保たれそうです。
初めてだけど、手軽で幸運な気持ちと探究心をくすぶられるクローバーと土の栽培キットが一番のオススメです。
2.バジル+土栽培キット
続いて、観賞植物系から次にオススメしたいのは、食べれる系統の植物栽培にちょうどいいバジルと土の栽培キットです。

栽培したら収穫して、新鮮なものを食べてみたい!パスタにどうですか?バジルなどハーブ系は生命力が強く、ハーブ系でも扱い易いのが特徴です。(どちらかというとバジルは、失敗も少ない部類ともいえます。ただし、よっぽど環境が悪すぎると何にしても良くないためご用心ください)
種や時期、環境(土壌)に成長が左右されるのは当然ですが、言い換えると環境次第では、それなりにいつでも育つぐらいの生命力があるので、安定感ある方です。
バジル(ハーブ系)は、比較的環境に強い生き物ですから、環境次第に適応するとグイグイと成長してくれるのでバジルと土の栽培は、オススメしています。
3.青じそ+土栽培キット
こちらも食べもの系の植物です。食卓の香りづけに、優しい青じそを土栽培とで、オススメしています。
こちらは、サラダなどどうでしょう?(できること前提で食べることを紹介してしまっています。w) ここでは、栽培に挑戦してみて、収穫し食べてみると言うことが「どのような感じなのか」感覚に触れてみてほしいです。
どうあることが、育って、育たないのか。そして、育たないことを経験しておくことで、「どうしたら育つのか」栽培の手応えを掴めるようになります。
葉物栽培において、いくつかの植物栽培の経験値を広げておくことは、これからの栽培経験に必要となり栽培の楽しみ方を広げられるようになります。
4.水草栽培キット
こちらは、土ではありませんが、水草栽培は、育つ姿を夢中に眺められるので鑑賞栽培向けにオススメです。
水ベースなので、水のことを気に掛ける必要性も少なく、ジーと見守ることで自然と育つので、水族館とは言えませんが、それなりに見応えあります。
けれども生き物であり進化し続けていきます。光の当たる環境選びが重要。ただ、眺めるだけでなく育ってきたら石や流木などレイアウトできるのは、魅力です。小さなキャラクター人形などレイアウトすると面白そうです。
5.苔庭栽培キット
生き物と空間を俯瞰的に眺められる苔とお庭の共同生活は、自身の感覚と植物の小さなうつり変わりが、癒しをくれるのでオススメです。

基本的に、自由自在にレイアウトすることができて、簡単です。自身の庭空間を生き物の成長と共に、デザインできます。
簡単というのは、扱いのことです。苔系は、こだわりの部類。いつの間にか、没入から夢中へと行けるところまで行ってみてはどうでしょう。
苔と庭との関係を経験することで、栽培というものの醍醐味をミニサイズで実感することができるので、この先の栽培にいかされます。
自分自身の栽培スタイル、好み(面白そう)を感じる見方6種
土で栽培するのか、水で水耕栽培するのか、最初の方は、よくわからないことの方が多いと思います。
自分自身にとってのスタイルや好みを感じるにあたり、その感触に触れられる見方を6種ご紹介します。
情報過多で選択肢に悩まされていませんか?「私もネットサーフィンし過ぎで、迷子によくなり時間だけが過ぎます」少しでも栽培スタイルについて、選択しやくすなる見方です。

どんな植物をどのような環境(頻度、量、タイミング、場所)で、どのように栽培するのか。っと細かく考えすぎてしまうと..よくわからなくなってしまいます。特に最初は、「この辺りぐらいに整えておく」ので十分だと思います。よくわからなくなるので
気軽に、手軽で、私でもやれそうだ!人間でいう、衣食住(食う寝る遊ぶ)と似ていて、生活に必要なこと同じです。以下の6種を目安にして、「よし、やってみよう!」で、よいと思います。w
1.生き物の種類(葉物/観葉/根菜)
初心者さんには、葉物からオススメしています。中でもハーブや匂いのあるもの。
ハーブ系で匂いのあるものは、生命力が強いです。なので、できる限り根菜類よりも失敗は低目。そして、根菜よりも手短に栽培できます。
観葉植物は、葉物と比較すると長生きしてくれるので、観葉植物を好まれる方は、そちらからでも良いと思います。
長生きしてくれる環境植物よりも葉物をオススメしているのは、手軽にはじめられる選択肢が多いこととその分だけ経験値を多面的に高められます。
例えば、様々な花(鑑賞)からハーブ・葉物野菜(ベビーリーフやレタス)食用と選択肢が豊富です。

そして、葉物は、観葉植物や水草、苔など空間デザインの一部として衣食住の「住」と一体化することができるので、癒しを生み出してくれます。
住まいという身近な生活空間に生き物との関わりを持つことで、自然と生活空間に対話機会が生まれ、自然とリラックス効果に繋がります。
これは生活空間にちょっとした自己対話の機会をもたらしてくれます。
まずは小さく、はじめられるところから、オススメします。
2.生き物にとっての育成環境(土/水)
土で栽培するのが、良いのか?水が、良いのか?その生き物や自己スタイルにもよるのですが、私は、土をオススメしています。
特に食べ物系の恵は、大地(土)から得ていることが、水のみと比べると多いのでそのため自然系が好きな私は、土を選択しています。
ずっとスマホを触っていたりする方は、土に触れることによって放電作用もあって、身体に良いともいわれています。
ただ、水耕栽培がわるいとか、そういうことは、ありません。
初心者の方にとって、水耕栽培は設備面が複雑化し価格面が高くなってしまうためです。
土栽培の場合「汚れる、汚れない」と感じてしまわず、「身体にいい」ところから栽培を楽しむ視点を共有させて頂いています。w

土栽培や水耕栽培、どちらもそれぞれ楽しみ方があると思いますので、自身の好みに触れて選択してみましょう。
土栽培か、水栽培か。初心者の方にとっては手軽に始められる土栽培がオススメです。
3.場所(光合成/アウトドア:屋外/インドア:室内)
真っ暗な場所よりも、できる限り「光合成できる」環境で栽培をおすすめします。
例えば、屋外では、日当たりと風通しの良いところ。屋内では、窓際で光が入るところがオススメです。

食卓やキッチンで栽培したいなど、希望場所は多々あると思いますが、生き物なので、日光浴できる自然環境に近い方が成長を促します。
例えば、室内の光のない場所で栽培するとどうなるか?は、色味が薄かったり、ツヤがなかったり、一言でいうと「元気がない場合」と差はとてもわかりやすいです。
このような理由から、栽培場所は、できる限り光を浴びることができる場所で栽培しましょう。
4.接し方(長く/短く:ほどほど、適度に)
接し方としては、度が過ぎないところ。水ならやり過ぎず、時間は、放置し過ぎないところです。
回数を重ねながら適度に接するリズムを調えられると最良です。そして、期待し過ぎないこと。
最初は、どうしても気になるので、色々と気持ちがはやまるのも良くわかります。けれども「生き物」なので、小さな子供さんと似ていて、「わからない動きをする」ぐらいの距離感がちょうど良いです。
また、栽培するのによくある「忘れがち」や「うっかり」など、どなたでもあります。なので、それは、それ。程よい距離感で、どうなるのか、楽しみなキモチに触れながら過ごす。水の量は、与えすぎないぐらいがちょうど良いです。
人間でいう食事のタイミングのような所から距離感を調えてみると良いと思います。ほどほどに。

5.デザイン調(自然/カラフル/パステル)
基本的には、自分調和。あとは、生活環境との調和。
自分調和とは、自分が、感じる「サイズや色味、風合い、雰囲気」など、自身に沿った好みのこと。
そして、生活空間とは、生活空間との相性。
生活空間との相性は、自分自身とその栽培するモノとの間に生じる居心地や好みのようなものです。
例えば、黒い部屋に、赤色か黄色か。狭い空間スペースに、大きい、小さいか。などのその選択肢と生活環境を重ねて想像してみると楽しいです。
実際に栽培してみようと思っている場所で、その選択肢を思い浮かべてみてください。

モノ選びの視点からだけでなく、生活空間の視点から想像に置いてみてどう自分自身が調子を感じられるか、想像してみます。
6.価格(安い/高い)

手軽に、多種始められそうな1,000〜2,000円の価格帯からが、一番です。
1,000円〜2000円だと「アタリ、ハズレはある」ぐらいの価格。自分で試せる価格ですね。
特に最初は、わからないことが自然なので、外れても一喜一憂しない。ハズレの方が多いのが、クジの道理です(くじ引きじゃないか..)。w
自分自身と遊ぶ。相手も生命ある生き物なので言葉も捉え方次第ですが、ここでいう「遊び」とは、ご自身の居心地を感じるあたりの意味しています。
「こうしたら面白く、楽しくなりそう」を想像を重ねてみることで自分自身がどう感じるかを感じてみてください。
栽培の醍醐味は、目に見えること(できた・できない:結果論)だけではなく「目には見えていない部分」にあるプロセスや動機(気持ちの矛先)に触れられるあたりにもあると思います。
栽培してみると「芽が出た、出なかった」と遭遇しますが、その間にある「なぜ、どうしたら、どのような環境だったら」という疑問との対話を楽しんでみてください。
1,000円〜2,000円でも十分な発見や感覚と出逢えると思います。
※※分布図(自然↔︎化学、簡単:シンプル↔︎難しい:複雑)を入れる
栽培を楽しむ時のキットの選び方4つのポイント
1.好みのインプット(見聞)
キット選びの1つ目のポイントは、好みのインプット(見聞)です。
好みのインプットとは、栽培をするにあたり自分自身にある「好みの情報領域」に触れることです。
なので初心者の時は、わからないことと遭遇することが、とても新鮮(未知に溢れること)なので、わからないなりに様々な知見に触れてみることをすすめています。
けしてそこで「正解を探さないこと」栽培に正解ってありません。ただ、「生き物に成長のクセ(生活習慣)がある」わけです。
そして、知らないよりも知っておくことで、知ることの喜びに触れ、知れた分を生き物や機会に活かすことで自分のモノになります。経験値ですね。
ご近所のホームセンターさんなど、本屋さんやネット(ブログや動画)上を見歩くだけでも見え方がわかり選び方も豊かになります。そこでは、選ぶというよりもウィンドウショッピング、散策ぐらいがちょうどいいです。
気がついたら、「あれよかったな〜」っと好みの情報を見返している時間を経過していると思います。
コロナ禍ですが、まずは、自分なりのインプットを楽しみながら仕入れることがポイントです。
2.ワクワクドキドキの存在(感覚との対話)
栽培キットを選ぶ2つ目のポイントは、ワクワクドキドキする感覚との対話です。
栽培の継続性を促すのに、不可欠な要素です。人間は、その物事に対して飽きがきやすいです。
気配りする矛先は、どちらかというと商材(モノ)ではなくて「私自身」の方を先にします。モノ選びだけから入っていくと、モノが面白くないと途絶えやすくなります。
1つ、何かに触れてみる。その何かを見てみたときに、「ワクワク、ドキドキする」瞬間は、若い時だけのものではなく、身近に在るもの。
気づき、触れるためには、「気づいて、触れてあげる自分」を汲めるように接していきます。
少し深くなりましたが、考えずに、感じる。感じるために身体を心身共に、解放してあげます。w
こうすることで、自然とモノに左右されず自身のワクワク感からスタートできるのでドキドキしたら選択どきです。
3.栽培への期待値を高く設定しない(相手は生き物)
栽培キットを選ぶときの3つ目のポイントは、期待値を高く設定しないことです。
相手は、生き物なので育たないケースは、ゼロではないです。なので、「育ったら、できたら、ラッキー」ぐらいが、丁度いいです。
期待値が高すぎると生き物モノに対して「どうして?なぜ?何が?」っと、追求論破劇を自身に繰り返してしまいやすくなるためご用心。仕方がないよね。そういう時もあるよね。相手というよりも自分に優しく接するようになります。
栽培機会が、少しでもより良く展開する方を気持ち的にも設定していきます。
言葉を発しない生き物(自然)と接することは、その分だけ、自分に触れられるわけです。w
なので「これ芽が出るかな、育つかな?」っと期待値をあげずに選択してみてください。
4.小さな一歩(行動)から航海がはじまる
キット栽培を選択する上で、最後のポイントは、小さな選択から行動してみることです。
事の選択が、価格やサイズ、場所も大き過ぎると選択はもちろん、行動もできなくなってしまいます。なので初心者にとっては、事は、できる限り小さいところからトライできるように整えましょう。
選択肢が小さくなって見えてくると、「私にもできそう」「やれそう」「できるかも」っと自然と気持ちも上向きになります。
あとは、その時に「えいっ!」と「考えることをストップさせて」クリック(行動)する。
「やってみたら」風向きや視座が、自然と変わりはじめます。
なので、選択対象を少しでも小さくして、選択し行動してみてください。
簡単に試せるプランター栽培キット5選
ここまで、初心者さんにオススメする手軽に試せる栽培キットの見方や選び方を説明しました。
その中でも選び方4つのポイントをおさらいすると、以下のとおりです。
1.好みのインプット(見聞)
2.ワクワクドキドキの存在(感覚との対話)
3.期待値の設定(相手は生き物)
4.小さな一歩(行動)から航海がはじまる
そして、自分自身の栽培スタイルや好みを感じる見方が、以下の6つになります。
1.生き物の種類(葉物/観葉/根菜)
2.生き物にとっての育成環境(土/水)
3.場所(光合成/アウトドア:屋外/インドア:室内)
4.接し方(長く/短く:ほどほど、適度に)
5.デザイン調(自然/カラフル/パステル)
6.価格(安い/高い)
以上を通して、自分自身の栽培スタイルと世界観(好み)と共に、これからの栽培が少しでもあがることを願っています。
1.クローバー+土栽培キット
初心者の方にもっともオススメしたいプランター栽培キットです。
三つ葉や四つ葉の存在から、自然と生き物に興味や好奇心(四つ葉)が出てくるかもしれない。未知数は、冒険心に溢れるので試したくもなります。
値段もサイズも初心者の方には、ちょうど良いのオススメです。
2.バジル+土栽培キット
食べられるものを栽培してみたい方。パスタやピザ系の食し方になるかもしれませんが、育つ姿を観察するのに一番です。
ハーブ系なので生命力が高く、よほどの環境でなければ育つ確率が高い方です。
ただし、生き物です。期待値の設定には、気をつけくださいね。w
3.青じそ+土栽培キット
和もの系の食べられる栽培をしてみたい方へ。
野菜サラダ、炒め物、汁物と風味付けに、身近に栽培してあると少しでも新鮮な葉物を添えられるので食卓菜園状態になるので食すスタイル革新にもつながるので、食も栽培も楽しみ方が変わりますよ。
4.水草栽培キット
ここからは、鑑賞用ですが、見え方や接し方が上記とは異なるのでご自身の栽培スタイルに良い影響をもたらしてくれると思います。
生き物が進化するプロセスをじっくり感じ得られます。
生き物と進化しない(石や流木)モノとの共存が、生き物の進化成長を際立たせてくれるので、体感や楽しみ方の経験値を高まります。
5.苔庭栽培キット
庭とのコラボレーションは、「間:空間」との対話機会と触れられます。
空間デザインですね。生き物だけではない栽培スタイルに触れられるので、これから家や庭、ベランダや縁側栽培など空間をどう活かすか。自身の演出力を試すサイズとしては、かなり最適だと思います。
遊び心の面白みや醍醐味に触れられる気がします。
栽培スタイルは、個々に多様です。それぞれにあるため、そのそれぞれを経験しながら自身に育まれていくことで楽しみ方と数々出会えると思います。